恋愛 それはコストパフォーマンスでは計れない
最近、何をしても囁かれる言葉、コスパ悪いよね~って。
最初は何だそれ?って、昭和の親父の代弁者をしていた。
しかし、こんなニュースを聞きました。
恋愛はコスパ悪いと、40%の若者が恋愛をしなくなった、と。
考えて見れば変な話だが、この時代を映しているとも言えるなって。
コスパが悪いとは、努力の割に実りが少ない、そういう意味だろう。
だから俺は恋愛はしないんだ!!って、ちょっと変だよ、若者よ。
★等々力渓谷、よく行きます、向こうに見える橋から降りる時、結構急なので
カップルには良いかも知れませんね、手が触れざるを得ない瞬間が訪れるって
そんな純情ではないか(笑)
イソップ物語に、こんな話がある。
ある高い木の上の方に、美味しそうな果物が生っていた。
そこを通りかかったキツネさん、その実を見て喉を鳴らした。
でも、どうやっても、飛び上がってもその実を取れない、
残念だが、諦めるしかないなと。
しかし彼は、考えた挙句、こう思うことにした。
あの実は酸っぱいんだ、酸っぱいから俺は取らないんだ、と。
このことを心理学では、すり替えというらしい。価値のすり替え
ごまかし、自分を裏切る、そんな意味だろう。
実を取れないのに、あの実は酸っぱいから取らないんだと。
恋愛はコスパが悪いからしないんだって!!、それは嘘だ!!
ただのすり替えに過ぎないって、キツネさんが教えてくれて
いるんだよ。
恋愛、それはコストパフォーマンスで計る類のものではない
では何だ!!・・・、ですか?
それは、贈り物、何にも代えがたい贈り物なのです。
でもなあ、そうやって恋愛の末結ばれた二人が、意外と意外に
新たな人生を歩んでいる。
でも、それでも尚、人を、とことん好きになる経験は、何にも
代えがたい贈り物を、その人に、あなたに、くれるだろう。
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