ソーシャルディスタンスのことでは有りません。

人間同士の心の距離、その不思議さを感じたので
す。

袖擦りあうも他生の縁、こんな言葉が有ります。

他生なのか多少なのか分かりませんが私は、他生
かなと思っています。

他生、今の世ではなく、前の世で、あなたと私は
縁が有ったと、夫婦だったとか親子だったとか、
いや朋友だった、又はにっくき人だったとかと、
その距離のことを、ご縁と言ったのだと思います。

今やそのご縁は、ＳＮＳへと広がって来ました。

計り知れないほど遠い距離のご縁が、今までには
無かったご縁が、始まったのですね。

昔昔、父と母は、同じ村に生れました。狭い狭い
世界での、当然のような出逢いだったと母は話して
くれました。

母は言います、もしお父さんと結婚しなかったら
あの村を出ることは無かったろうと、東京と言う
とんでもない都会を知ることも無かっただろうと。

小さな小さな素粒子同士が出逢い、より広い世界に
旅だったのでした、そして私が産まれたのですね。

ＳＮＳのディスタンスは、無限大です。相手が何処に
いて、何をしている人なのかなんてわかるはずもあり
ません。

でも、相手が近くにいたらわかるのか、近くに居れば
何もかも分かるのかと、そんなことは有りませんね。

遠くの者同士で、都合の良いところだけ分かりあう、
私は当初そのように理解して居たのですが、いや、それも
違うなと感じ始めたのです。

心の距離は無限大だと思い始めました。

それを感じるのは、お互いの周波数のようなものが
介在しているのだろうと。

その無限大を繋げる宇宙船がブログ、現代科学が産んだ
全く新しい「ご縁」ですね。

ディスタンス、それはあるようで無い、直接出逢って
いないことなど少しも問題ではないのです。

今は、このブログを始めて良かったと、そう心から
思える私です。

皆さん、ありがとうございます。