夜雨
明日は寒い寒い、雪ゆき雪と脅されながら、今日は墓参りに行きました。
ついでに、初詣でしたね。いかに、正月出かけなかったか、つまり病院ばっか行っていたかと、お袋と親父に謝りました。
絵を仕上げねばなどと、めずらしく急かせる気持ちが有りました。
物は水に濡れると、あらゆる色を奏でます。不思議だなあと感じます、海の中の珊瑚が美しいように、雨に濡れた歩道は、あらゆる色を映します。
その表現は、難しいです。描いて見て改めてそう思いました。
正月を過ぎたお墓は、さびしい限りです。参っていても、ここに親父とお袋がいるなんて思えないですね。誰もがそう思っているのではと、でも、そうやって形を受け継ぐことが大事とも思いました。
お袋と親父は、いつも胸の中に居ます。それで良い、そう改めて思った墓参りでした。
失礼しました。
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