水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

ちょっと気になっていること

それは、山寺の和尚さんの歌のことです、童謡で誰もが習い、誰もが歌い、余り疑問にも思わなかった?歌ですね。


この頃、猫を蹴ったり、犬を蹴ったりの動画を見るたびに、この歌を思い出します。そうしたら、この歌には「元歌」が有ったと、これもネットに出ていました。これが正しいのかは分かりませんが、このような戯れ歌が元歌とはと、これはこれでジョークには成りますが



 山寺の和尚さん(元歌らしいです)


  作詞:久保田宵二(くぼたしょうじ) 昭和12年(1937年) 著作権消滅歌詞


  山寺の 和尚さんは
  毬は蹴りたし 毬はなし
  猫をカン袋に 押し込んで
  ポンと蹴りゃ ニャンと鳴く
  ニャンが ニャンと鳴く
  ヨーイヨイ
  やまでら 和尚さん
  やまでら 和尚さん
   ダカヂク ダカヂク ダカヂク ダカヂク エイホホー
   ダカヂク ダカヂク ダカヂク ダカヂク エイホホー


  入り婿の 旦那さん
  酒は飲みたし 酒はなし
  渋茶徳利に 詰めこんで
  グッと飲んで ペッとはく
  ペッが ペッとはく
  ヨーイヨイ


  色街の お酌さん
  太鼓打ちたし 太鼓なし
  可愛いお腹を ちょいと出して
  ポンと打ちゃ ポンと鳴る
  ポン ポン ポン ポン ポン ポン ポン エー



思い出します、この歌ではなく、小学校の頃の教師の鉄拳です。全員並べ―って、先生が平手で叩きはじめるのです。半分くらい終わった所で手が痛いとか言って、おもむろにスリッパを手に取り(履いていたスリッパです、きたねえ~)、また叩きはじめました。


私の隣で立っていた彼は、順番が近づくと泣き始めました。先生はしょうがねえなあという顔で、彼を叩くことは有りませんでしたが。


こんな時代だったから、こんな歌も、何とも思わずに聞いていたのかも知れません。



時代は変わり、親の体罰も問題となり始めました。私は息子が小学校の時、出て行け~って、しばらく外に追い出したことが有ります。


しかし追い出した本人は心配になり、そっと玄関を開けたら、そこで寝ている息子を見つけました。敵もさる者でした。そっと息子を抱き上げて、ベッドに運んだのです。


人の怒りは、二次感情と言います。人は怒りが湧きあがる前に、悲しみ、苦しみ、裏切りという、一次感情が有るんだと、そうなんだなあと思います。


山寺の和尚さんは、どうだったのでしょうか、猫をカンブクロに押し込むときに、それは怒りだったのか、悲しみ苦しみだったのかと、考えても仕方のないことをちょっと考えてしまいました。


失礼しました。