水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

大衆の中の孤独死

死ぬことに関係する記事ですので、あまり~という方はスルー願います。


有料老人ホームで、ご老人が孤独死しているのが発見されたと。何とも、不可解なニュースが流れました。


そこは中上級の老人ホームでしょう、入会登録金一人2000万円以上、月々の支払いは14万円のホームです。とても、私は入れません。


そこで、ご老人が死んでいたのです、このご老人は、しばらく前に奥様が亡くなり、一人で暮らしていたのだそうで、でも、同じホーム内どうして助けられなかったのかと、記事はいつも後追い三味線なのです。


一人で暮らすご老人の部屋を誰も訪ねなかったのか、毎日の食事に来ないと何故気づかなかったのかとか、外側からは話題満載なのです。


毎日厚い介護の下で、老後生活に安心を・・・・・、なんて、キャッチフレーズの老人ホームは沢山有ります。このホームはそんな中でも、相当高級クラスですね。


☆田園調布にある、超高級老人ホームです、入居金は想像も付きません。



私達団塊の世代は、何と800万人とのことです。今はこの年代、70代前半ですが、もう少しすると、どうなって行くのか、末恐ろしいです。


孤独な老人が、300万人とか500万人とか、このところあちこちに沢山出来たセレモニーホールなどは、この年代を狙ったものでしょう、わんさか儲かるわけです。


年金の出費も半端では有りません、人生100年時代などと言われ、この人数が半分でも100歳なんてことになったら、国の年金と、医療費で破綻は間違いないでしょう。


私は幸いにして、重篤な病ですから、このような心配は必要ないと思って居ますが、夫婦でたまたま長生きして、でも、お金が無ければどうしたら良いのかなんて、考えるでしょう。


そういえば思い出しました、田園調布の古いお客様から電話が入り、お世話に成りましたと、私達夫婦はこの家を売り、湘南のホームに行くことに成りました、と。


あのお客様どうされたかなあ、何でわざわざクリーニング屋の親父にそんな挨拶をしてくれたのか謎だったのですが、それはともかく、良い老人ホームだったら良いなあと思ったのでした。


冒頭のホームで死なれたご老人はまさに、大衆の中の孤独、でしたでしょう。周りに誰も居ない孤独の方が、どんなに良いかなんて、言っている人がおりました。


☆空海が治水した、満濃池です。


この洪水のような団塊の世代、坂の下の沼にまっしぐらに、水の束となり突き進んでいます、誰も止められないこの束は、治水せねば成らない、空海の四国満濃池のような治水が必要なのです。


空海さ~ん