ピカソ
原田マハ著、暗幕のゲルニカからです。
これは逸話です、ピカソがどんな人だったかなんて、あの絵を見れば、説明なんて出来ないと思います。
でも、この著は、何だかピカソという人物を私のような者でも、想像出来そうで不思議でした。
そのピカソが愛した女性の話です。
ある日、彼女とピカソは、散歩をして居ました、その小川のほとりに今まで観たこともない美しい花が咲いて居ました。
その花を愛でながら、ピカソはごくさりげなく言ったのです。
神はきっと、私に匹敵するほどの芸術家だったんだろう
その時から彼女はピカソを、創造主と心で呼ぶようになったのです、本気で。
創造主、ピカソは彼女にとって神になったのです。
この日本では神はどこにでもおわす訳です、転がっている石の中にも、八百萬の神ですから。
でもなあ、真面目に、多分、神は私に匹敵する程の芸術家だったという言葉は、恐れ入りましたと言うほかは有りません。
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