100万回生きた猫
有名な絵本、この本を小さな子達にプレゼントされた方も多いことでしょう。
以下は、あらすじです。
100万回生まれ変わりを繰り返している猫がいました。
ある時は一国の王の飼い猫、ある時は船乗りの猫、サーカスの手品使いの猫やひとりぼっちのおばあさんの飼い猫と100万回生まれ変わっては、様々な飼い主のもとで死んでいきました。
これまで100万人の飼い主たちは猫の死をとても悲しんでいましたが、飼い主のことが嫌いだった猫はこれまで1度も悲しんだことはありませんでした。
ある時猫は、飼い主のいない野良猫に生まれ変わりました。
自分のことだけが大好きな猫は、周囲のメス猫たちに自分が100万回生きたことを自慢し、とても人気者になりました。
しかし、自分に全く興味がなさそうな白猫の気を引こうとするうちに、いつのまにか猫は白猫のことを好きになっていました。
やがて2匹は両思いになり、白猫はたくさんの子どもを産み、だんだん年老いていき、猫の隣で静かに息を引き取りました。
初めて自分以外を大切だと思えた猫はとても悲しみました。
朝が来て夜になっても悲しみは拭えず、猫は100万回泣き続けました。
そして猫も息を引き取った白猫の隣で動かなくなり、生まれ変わることはありませんでした。
★100万回生きたネコ、貫録の肖像です。
大変だな、人を愛するのに、100万回も生れるなんて
でも凄いな、もう生まれることは無かったなんて
私は1000万回だろうか、いや、数えきれないくらい生まれねばならないか
馬鹿は死ななきゃ治らない~は、森の石松です(古すぎて誰も知らないかも)
誰もが自分だけを抱きしめている
それに気づかないままに
でもいつか必ず人を愛する
その時ハッと気づくのだろう
ガチガチに自分に巻きついている我が腕のだるさに
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。